掃除機をかける前にやることとは?効率よくホコリを減らす掃除の順番
部屋を掃除するとき、最初に掃除機をかけていませんか?
もちろん間違いではありませんが、効率よくホコリを減らしたいなら、掃除機を使う前にやっておきたいことがあります。
棚やテレビ台など高い場所にホコリが残ったまま床だけをきれいにすると、その後の拭き掃除で再びホコリが床へ落ちてしまいます。
その結果、
「掃除したばかりなのに、もうホコリがある」
という状態になりやすいのです。
今回は、掃除機をかける前にやっておきたいことと、効率よく部屋をきれいにする掃除の順番をご紹介します。
掃除の基本は「上から下へ」
家の中のホコリは、空気中を舞ったあと少しずつ下へ落ちていきます。
そのため掃除も、高い場所から低い場所へ進めるのが基本です。
先に床を掃除してから棚の上を拭くと、せっかくきれいになった床へ再びホコリが落ちます。
照明、棚、家具、テレビ台などを掃除し、最後に床をきれいにすることで、掃除のやり直しを減らせます。
最初に床の物を片付ける
掃除を始める前に、まず床に置いてある物を片付けましょう。
バッグ、衣類、おもちゃ、雑誌などが床に置かれていると、そのたびに掃除機を止めて物を移動しなければなりません。
さらに物の周囲にはホコリが溜まりやすくなります。
「掃除機をかけやすい状態を作る」ことも、掃除を効率化する大切な準備です。
棚や家具の上のホコリを先に取る
床を掃除する前に確認したいのが、高い場所のホコリです。
例えば、
- 棚の上
- テレビ台
- 家具の上
- 窓枠
- 照明器具
- エアコンの上部
などには意外とホコリが溜まっています。
ハンディモップや柔らかいクロスなどを使い、ホコリを静かに取り除きましょう。
勢いよく払うとホコリが室内に舞い上がるため、ゆっくり作業することがポイントです。
テレビや家電周辺も忘れずに
テレビやパソコンなどの家電製品は、静電気の影響でホコリが付きやすい場所です。
テレビ台は掃除していても、テレビの裏側や配線周辺まで確認している方は少ないかもしれません。
電源プラグやコンセント周辺にもホコリが溜まることがあるため、安全を確認しながら定期的に掃除しましょう。
電子機器の掃除方法については、必ず各メーカーの取扱説明書を確認してください。
フローリングは掃除機の前にホコリを集める方法も
フローリングでは、細かなホコリが床表面に広がっています。
掃除機の排気や人の動きによってホコリが舞い上がることもあるため、床の状態によってはドライタイプのフロアワイパーやモップで静かにホコリを集めてから掃除機を使う方法もあります。
ただし、砂や大きなゴミが多い場合や床材によっては、適した掃除方法が異なります。
床材や掃除機の取扱説明書を確認しながら行いましょう。
カーペットは先に掃除機で吸い取る
カーペットやラグの場合は、フローリングとは掃除方法が異なります。
表面だけでなく繊維の間にもホコリや髪の毛が入り込むため、掃除機でゆっくり吸い取ることが基本です。
掃除機を素早く往復させるよりも、ゆっくり動かした方がゴミを吸い取りやすくなります。
毛足の長いラグなどは、製品によって掃除機の使用方法に注意が必要なため、表示を確認してください。
掃除機は部屋の奥から出口へ
掃除機をかけるときは、部屋の奥から入口へ向かって進むと効率的です。
掃除が終わった場所を何度も歩く必要がなくなるためです。
家具の下や壁際、部屋の隅はホコリが集まりやすい場所なので、ノズルを使い分けながら丁寧に掃除しましょう。
掃除機を速く動かし過ぎない
時間がないと、掃除機を素早く前後させてしまいがちです。
しかし掃除機は、ヘッドが床面を通過している時間が短過ぎると、細かなホコリを十分に吸い取れないことがあります。
特にカーペットでは、ゆっくり動かすことを意識してみましょう。
ゴミがいっぱいの掃除機にも注意
掃除機本体のメンテナンスも重要です。
紙パックやダストボックスがいっぱいになっていたり、フィルターが汚れていたりすると、吸引性能に影響する場合があります。
ゴミ捨てやフィルター清掃のタイミングは機種によって異なるため、取扱説明書に従ってお手入れしてください。
水拭きは掃除機のあと
床を水拭きする場合は、先にホコリや砂を取り除いてから行いましょう。
ホコリが大量に残った状態で濡れた雑巾を使うと、汚れを床へ広げてしまうことがあります。
基本的には、
高い場所のホコリを取る → 床のホコリやゴミを除去する → 必要に応じて水拭き
という順番にすると効率的です。
無垢材など水分に弱い床材では水拭きが推奨されない場合もあるため、床材メーカーの案内を確認してください。
窓を開けるタイミングにも注意
掃除を始めると同時に窓を全開にする方もいるかもしれません。
風が強い日は、床や棚に落ちていたホコリが舞い上がってしまうことがあります。
ホコリを集める作業中は強い風を入れず、掃除が終わってから換気する方法もあります。
ただし洗剤を使用する掃除では換気が必要な場合がありますので、使用する製品の注意事項を優先してください。
毎回すべて掃除する必要はない
効率よく掃除を続けるためには、完璧を目指し過ぎないことも大切です。
毎日の掃除では床や目立つ場所を中心にし、家具の上や照明、家具の裏などは定期的に掃除する方法でも構いません。
重要なのは、ホコリを長期間溜め込まないことです。
掃除が大変なら「物の置き方」も見直す
掃除をするたびに大量の物を移動しなければならない部屋では、掃除そのものが負担になります。
床に置く物を減らしたり、家具の上に物を並べ過ぎないようにしたりするだけでも、掃除は楽になります。
掃除の回数を増やすことよりも、「掃除しやすい部屋」を作ることが、きれいな状態を長く保つ近道になることもあります。
まとめ
掃除機をかける前に大切なのは、いきなり床から掃除を始めないことです。
まず床にある物を片付け、棚や家具など高い場所のホコリを取り除きましょう。
そのあと床のホコリやゴミを掃除し、必要に応じて最後に水拭きを行います。
基本は、「上から下へ」「奥から出口へ」です。
掃除の順番を少し変えるだけでも、同じ場所を何度も掃除する手間を減らすことができます。
「毎日掃除しているのにすぐホコリが溜まる」と感じている方は、掃除の回数を増やす前に、一度その順番を見直してみてはいかがでしょうか。
